おはようございます。
夏くらいに伊東市にてお売りいただきました古道具をご紹介致します。
室町時代末期の甲冑師・金森徳元造 鉄蓋置になります。
たくさんお売りいただきました品物のうちの一つで個人的にお気に入りです。
無造作にテーブルに置いてあったのがとても印象的でした。
ただし私は気に入っているのですが査定となるとなかなか難しいところです。
やはり造りは良くてもあくまでもお茶道具、しかも蓋置です。
残念ではありますがはっきり言ってまったく高くは売れません。
急須や鉄瓶などですと古く造りが良い物は非常に売れるのですが
蓋置ですと本当に寂しい限りです。
売ってしまえば次に出会うことはそうそうなさそうなので
お蔵入りで私の部屋に飾ろうと考えております。
蓋置ですので飾るにはイマイチですが好きなので構いません。
骨董品の価値とは世間的な価値と本人のお気に入り具合とは
まったくリンクしないとゆうのを自ら体感しましたお品物です。
この度は素敵なお品物をお売りいただきまして本当にありがとうございました。